格安のSIMを使っている人にとっても中古スマホはお手頃価格で手に入るため、とても人気です。
だからといって安易に購入するのは禁物。中古スマホはあらゆる種類が出回っており、選択肢も豊富で安価ですが、購入数する前に確認すべき注意点がいくつかあります。見た目が新品同様であっても、購入したら「使えない！」ということも多々あります。
店頭購入ならまだしも、ネット購入の場合は失敗しがちです。しっかりとチェックしてから購入しましょう。
SIMロックは解除されているかを要チェック
スマホを使うためには回線が必要となりますが、その種類が違うと使うことができません。格安SIM業者のMVNOは、docomo回線を使う「docomo系MVNO」とau回線を使う「au系MVNO」のどちらかを利用しています。この回線には互換性がないため、docomo系のSIMをau系のスマホに差し込んでも使うことができません。
市場には、まだまだSIMロック解除されていないスマホが出回っているためSIMロック解除されていないスマホを購入してしまった使えずどうすることもできません。
中古販売専門業者なら、SIMロック解除されたものなのか、docomo系なのか、au系なのか表記してありますが、オークションやフリマで購入する際は、解除せずに出品されていることもあるので、忘れずにチェックしましょう。
バッテリー交換が可能かをチェックしよう
内蔵バッテリーは約2年で劣化が始まると言われていますが、使い方によってはもっと早まる場合があります。
スマホの買い換え時期は、さまざまですがバッテリーが劣化し始める2年目に新機種に変更するケースが多いため、中古スマホの場合は、バッテリー持ちが良くない場合があることは覚悟！
使用中、バッテリー消費が早ければ交換した方が無難ですが、中には交換できない機種もあるので、確認してから購入しましょう。
修理店の頼んでバッテリー交換するてもありです。iPhone修理専門店のSmaPlaは大型商業施設にあり約30分で対応してくれますので、選択肢の1つとしいれてみては？
大型商業施設に店舗を構える、iPhone修理専門店のSmaPla
メーカーの保証がない
中古スマホの場合は、メーカーの保証期間が過ぎていることが多く、例え期間内であっても大手のキャリアから発売された機種は、そこで購入した契約者本人でないと保証対象にならな場合がほとんです。そのため、故障したらすべて自己負担になります。
しかし、中古販売業者によっては独自で半年間の保証期間を設けていることもあるため、購入前に確認しましょう。
IMEI番号を確認しよう
端末識別情報＝IMEIです。ほとんどの機種で「設定」⇒「システム」⇒「端末情報」をタップすれば確認ができます。15桁の数字になりますが、IMEIが確認できない場合は、盗難品である可能性もあるので購入は控えるべき！
現在、大手のフリマサイトでは、中古スマホを出品する際は、IMEIの情報を掲載することが義務づけられているため盗難品も危険性は少ないといえます。
水没していないかをチェック
防水機能が装備されていないスマホが水没してしまうと、使えていても再び故障する危険性があります。
多くのスマホは、水没したことがわかるように、水が入ると変色する紙切れが入っています。
実店舗であれば、購入前に確認することができますが、ネット販売やフリマサイトでは実査に触ることができないため、販売側に必ず確認しましょう。
赤ロムの端末は買ってはいけない！
あまり聞き慣れない言葉の「赤ロム」とは、元の契約者がスマホ端末の分割が完了していないうちに売却を行い、分割支払いをやめてしまったためにキャリアにより回線がストップされて、通信不可能になった状態です。
中古スマホを購入後、途中から使用できなくなったら赤ロムだったということもあります。通常、中古販売業者がそのような赤ロムを販売することはありませんが、時に、購入してから赤ロムになってしまうこともあります。こればかりは事前にはわかないので、諦めるしかないですね。
iPhoneはアクティベーションロックをチェック！
アクティベーションロックは、iPhone独自の機能で、登録したユーザーの、Apple IDとパスワードを入力しないとロックを解除できないシステムです。
販売会社などは、アクティベーションロックを解除してから販売を行っているため心配はありませんが、個人間のオークションやフリマサイトでは、アクティベーションロックの知識がないためにロックを解除しないで販売することもあるので、購入前に確認をしましょう。
まとめ
SIMフリーの中古スマホは、格安で購入できるため魅力的ですが、注意点も多くあります。購入後「しまった！」ということがないように、しっかりとチェックしましょう。