日勤常勤(正社員)看護師のメリット・デメリット

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日勤常勤(正社員・正職員)看護師として働くメリット

夜勤がなく、一般企業の会社員と同じような生活が可能

日勤を常勤とする働き方なので、もちろん夜勤がありません。常勤では定期的に入ってくる夜勤で体調を崩したり、ライフスタイルが確立しにくいといった点が改善されます。さらに日勤常勤では平日のみとしている人も多く、一般企業の会社員と同じような生活スタイルで生活することができ、ママ看護師などに人気があります。

ママ看護師などに人気

夜勤がなかったり、土日休みにできることで、子供の預け先の心配がぐっと減り、特にママ看護師に人気です。

常勤では体力的、精神的な不安がある方

看護師として経験やスキルができても、年齢を重ねてくると夜勤が辛かったり、不規則な生活は精神的にも不安定な状況を招きます。無理をしないで看護師という職を続けたいと考える人にも日勤常勤は人気があります。

シフトが調整しやすい

日勤は夜勤に比べても人数の確保ができているため、急な予定の時にシフトが調整しやすいというメリットもあります。夜勤の交代はなかなか難しいということは感じていると思いますが、それに比べれば日勤常勤なら休み希望も通りやすく、シフトを組みやすい勤務体系といえます。

福利厚生の充実

常勤と同じように、正社員として働くので福利厚生は充実しています。

日勤常勤(正社員・正職員)看護師として働くデメリット

常勤より給与が安い

大体の職場で常勤と基本給は変わりませんが、夜勤手当、休日出勤など手当がなくなるので、給与は少なくなります。今まで常勤で働いていた人なら、夜勤1勤務で日勤2回分+アルファ位の給与分なので、月4日分以上減っている感覚になり、思っているよりも少ないと感じるかもしれません。

賞与に影響がある場合があり

賞与は基本給の何か月分で考えられますが、病院としては常勤の方が大変にもかかわらず日勤常勤と常勤が同じ金額というわけにもいかず、常勤にはボーナス加算などを行っているケースもあります。

職場が制限されることも

クリニックの場合は、大病院と比べれば看護師人数が少なく、皆で相談しながら回しているクリニックも多いので日勤常勤の求人は少なめです。主に大きい病院の外来に集中して求人があります。他には老人施設や介護施設など施設に日勤常勤の求人がみられます。

美容外科は自由診療が多いので収入も高めで日勤常勤ができる求人が多くあります。緊急手術なども特殊な状況でない限りはまずありません。

一般企業の会社員のよう!?日勤常勤の選び方

オペをしない病院を選ぶという選択肢

オペを行う病院では当然緊急オペがある場合があります。病棟であれば勤務終了間際にオペが入ることも珍しくありませんし、そういった場合にはどうしてもすぐに退勤できるわけではなく、残業が多くなりがちです。このため、オペをしない病院への勤務の方がより定時退社も可能になり、一般企業の会社員のように働くことができるようになってきます。

予約制の外来への就職・転職であれば時間は比較的守られ、定時に帰ることも可能。いい条件なので人気があり求人倍率が低いので、やや採用までが難しいかもしれません。

日勤常勤であっても、看護師である以上、必ず定時であがれるというわけではありませんが、比較的定時であがりやすい日勤常勤は人気の働き方です。

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