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就活でスカウトメールを使う意味はあるのか
答えからいうのであれば「意味はあります」。実際に内定が決まっている人がいるのも事実ですし、スカウトメールがきっかけで就職する業界を考え直した例や、スカウトメールで面接までこぎ着けた結果、偶然関連性のある他の会社に就職が決まったりと、多くの「きっかけ作り」に発展しているケースが見られるからです。
スカウトメールを使って実際に起こったケース
- 内定が決まっている
- すぐに面接が決まった
- 業界を見直すきっかけになった
- 面接に進んだことがきっかけで、違う会社だが関連性のある会社に決まった
無意味なスカウトメールも多いからこそ悪評がたつ
スカウトメールには多くの場合、種類があります。
- 本気スカウトメール
- 企業からのスカウトメール
- コンサルタントからのスカウトメール
- 求人紹介メール
おおむねこの4種類にわかれています。多くの方は本気スカウトメールを待っているわけですが、スカウトメールの実態は求人紹介メールが大半です。中にはコピペメールを平気で送ってくるケースもあり、「違う企業からメールが来たはずなのに、内容が全く同じだった」ということも。
このように求人紹介メールなど広告の意味が強いメールが、本気スカウトメールと混ざって送られてくると、見る気がなくなっていきます。最終的にはすべてのメール開かなくなってしまい、埋もれている企業からのメールを見過ごすというケースは少なくありません。
これらの問題を少しでも減らそうとしている求人媒体は少なくありませんが、どこに登録したとしてもこのケースはどうしても生まれてしまいます。
自己PRをしっかり書かなければ無駄なスカウトメールが飛んでくるだけ
毎日投函される無駄なチラシやDMと同じものを受け取るだけの現実
正直なところ、登録だけして適当なプロフィールを書いておいてください。一日から数日で一定数のスカウトメールが飛んできます。その内容は、求人紹介メールであったり、なぜか本気スカウトメールまできていることも。「どう考えても私のプロフィールをみて本気スカウトメールを送ってくるとは思えない」という状況であっても送られてきている事実にガッカリしたこともあるんじゃないでしょうか。
一斉送信もあるので、酷いものでは自分のプロフィールと全く合わない内容が送られてくることもあります。
大学単位、文理単位で送れる機能などの一斉送信に問題あり
スカウトメール系求人サイトでは掲載企業はスカウトメール自由に送れる設定が多く、これが無駄なスカウトメールや一斉送信を行わせる原因となっています。これらを少しでも制限しようとしている求人サイトでも100通程度までは無料で送れるシステムがほとんどです。
スカウトメールは受信フォルダを分けて確認
スカウトメールサイトを使う場合にはスカウトメールの種類を覚えておき、受信メールを種類ごとにフォルダ分けしましょう。例えば以下のように仕訳するようにメールソフトで設定してください。
スカウトメールの種類 | フォルダ名 |
---|---|
求人紹介メール | 求人紹介 |
コンサルタントからのスカウトメール | コンサル |
企業からのスカウトメール | 企業スカウト |
本気スカウトメール | 本気スカウト |
求人紹介メールの場合
求人紹介メールは気になったものだけみれば十分です。無尽蔵に送られてきますので、余り見すぎていると疲れてしまいますし、だんだん自分がどんなところに就職したいのかがわからなくなってきて迷走が始まります。
もし他のメールと配信メールアドレスが同じで分けられない場合は、決まって入っている言葉で分けたりと工夫してください。
コンサルからのスカウトメールの場合
コンサルと面接をした後に企業と面接をすることになります。コンサルとの面接で企業の希望と就活者の希望が合致しないと思えばそこで終了です。
企業からのスカウトメールの場合
直接面接に進める場合があります。説明会の案内なども多いですが、ッカリせず確認していきましょう。
本気スカウトメールの場合
本気スカウトメールは全部確認しましょう。
もし求人紹介の中にスカウトメールが入ったり、その逆が起こった場合は?
私の経験では、どの道フォルダ分けしなければ見なくなるのがオチです。多少のフォルダ分けミスはあきらめてでも分けておいた方が確認するようになります。続けていればフォルダ分けする条件のコツもわかってきます。自分でフォルダ分けの精度を上げていくようにしましょう。