自動車保険の傷害特約は加入した方が得?医療保険と傷害保険の違いは?

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傷害保険とは

ケガや事故に対する保険で、骨折ややけどといった怪我が対象となります。通院、入院、手術などが補償され、保険金を受け取ることができます。

一番迷いやすいのは傷害保険と医療保険の違い

傷害保険は安い代わりに怪我の定義として「急激」「偶然」「外来」の3つの要素が揃った怪我のみを対象としています。このため交通事故や、上から花瓶が落ちてきたなど、思わぬ事故に対する怪我を補償の対象としています。すると医療保険に入っておけば十分なのではと考えられますが、医療保険にない点として、傷害保険には死亡保障がついているものが多いのも特徴。

そして一番の違いは傷害保険は告知義務などはなく、医療保険のような特別な審査は受けずに加入することができます。

傷害保険は特約との比較が非常に難しい

au損保のケガの保険の場合

例えばau損保の「ケガの保険 日常の事故」のブロンズコース。死亡後遺障害に入院保険日額、手術保険金、熱中症補償、個人賠償責任1億円に示談代行付で年間4,300円。月払いの場合は月390円で傷害保険+個人賠償責任保険に加入できます。個人賠償責任保険付きと考えると非常に安いことがわかると思います。ひとつ難点をあげるならば、au損保は本人タイプのみという点です。このため家族まとめて加入したい場合には向いていません。

スーパー自動車保険の場合

スーパー自動車保険の傷害特約は、私の条件でありとなしの差が13,000円ほどでした。au損保のケガの補償と比べると随分と高いことがわかりますが、値段が3倍も違うスーパー自動車保険は家族タイプで傷害金額もau損保よりも多くの金額をカバー。このように価格はおおむねサービスに比例しているのが傷害保険です。

医療保険に加入している場合には魅力は薄い

ほとんどの怪我は医療保険で対応することになり、実際に医療保険を利用されている方がほとんどだと思います。死亡保険は終身保険などを契約しているのではないでしょうか。このように医療保険、終身保険に加入している方には傷害保険の魅力は薄いものとなってしまいます。

自動車保険に付帯する場合には年間1万円以上の金額がかかってくることがほとんどだと思いますので、加入しないという選択肢もでてきます。あくまで医療保険の上乗せ分として考えるのがおすすめの考え方になってきます。

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