保育士の有効求人倍率は?転職しやすい時期も判明!

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保育士の転職時期は1月ごろがピーク

平成26年度では12月から1月に2倍以上となっており、今後更に増えていく傾向にあります。このため保育士にとっては選びやすい環境となっていくことが予想されます。反対に有効求人者数は減少の対前年増減数は減少傾向がみられます。

転職のポイント!

1月が転職のピーク!10月11月頃から転職活動を始め、1月の転職を目指していきましょう!

東京都は全国でも最も有効求人倍率が高い

東京都は待機児童が多いことから保育士の確保が急務となっています。そのため、時期によっては5倍以上の有効求人倍率となっています。

他地域では平成26年10月時点では石川県、広島県が2倍を超えており、平成27年10月時点では茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、和歌山県、鳥取県、広島県、徳島県、沖縄県で2倍を超えています。このことからも有効求人倍率があがってきていることがわかります。

 新規求職申込件数有効求職者数新規求人数有効求人数有効求人倍率
全国4,78919,74714,65738,0751.93
北海道2351,0355331,3441.30
青森452481654391.77
岩手812331433221.38
宮城1164312958041.87
秋田35
128992511.96
山形551821113081.69
福島812772104471.61
茨城94334 292 787 2.36
栃木93305 298 708 2.32
群馬87357 116 329 0.92
埼玉205929 745 2,443 2.63
千葉153707 567 1,492 2.11
東京3321,547 2,743 8,345 5.39
神奈川2621,072 1,013 2,849 2.66
新潟93336 209 504 1.50
富山31130872561.97
石川341671202561.53
福井3494581651.76
山梨48154 46 1370.89
長野872971533261.10
岐阜753151533631.15
静岡1194802756741.40
愛知2291,1084161,1031.00
三重542331072341.00
滋賀822662624971.87
京都1234843066501.34
大阪3571,4841,3012,5761.74
兵庫2249674781,2231.26
奈良51203892831.39
和歌山36153983562.33
鳥取31121832802.31
島根32121691521.26
岡山693291954281.30
広島1234587211,4983.27
山口6 2275852430.88
徳島35116892422.09
香川37167541941.16
愛媛462381333031.27
高知36141641561.11
福岡2321,0275021,2281.20
佐賀42187861981.06
長崎932871623841.34
熊本953481634821.39
大分54247155321 1.30
宮崎572621594381.67
鹿児島1084932034870.99
沖縄862742465702.08

転職のポイント!

逆にいえば有効求人倍率が高い都県はいい条件で転職できる可能性が高いともいえます!

保育士の経験年数、採用・離職の状況

保育所保育士の経験年数(常勤のみ)

 全体公営私営
2年未満47,392人12,136人35,256人
2~4年未満43,205人12,439人30,766人
4~6年未満36,934人11,049人25,885人
6~8年未満28,773人8,794人19,979人
8~10年未満23,036人7,834人15,202人
10~12年未満20,049人7,380人12,669人
12~14年未満18,248人7,368人10,880人
14年以上88,361人48,731人39,630人
不詳11,148人4,840人6,308人
総数317,146人120,571人196,575人
 全体公営私営
2年未満14.9%10.1%17.9%
2~4年未満13.6%10.3%15.7%
4~6年未満11.6%9.2%13.2%
6~8年未満9.1%7.3%10.2%
8~10年未満7.3%6.5%7.7%
10~12年未満6.3%6.1%6.4%
12~14年未満5.8%6.1%5.5%
14年以上27.9%40.4%20.2%
不詳3.5%4.0%3.2%
総数100%100%100%

出典:厚生労働省

現在は離職率が高く、経験7年以下で約半数を占める結果となっています。それでも採用率のほうがやや高い状態が続いているため、保育所保育士の数は上昇しています。

保育士の就職、転職で確認するべきポイント

現場の経験年数が短い方も多く、経験年数が短くても転職時に不利と考える必要なし!自分の気持ち、保育感を大切にし、園の考え方などもしっかりと確認するようにしましょう。

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