【調理師】保育士以外で保育現場で必要とされる職業とは?

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保育現場で必要とされる職種「調理師」

保育所では調理業務を行うときは調理師を配置することが義務付けられています。今は食育がとても大切なひとつの保育と考えられており、保育園での調理師の仕事は大変重要なものです。栄養士が考えた献立、レシピに基づいて給食を作ります。

体力勝負な一面も

給食の材料をチェックするところから始まり、園内全員分の給食の調理を行います。全員分なので鍋も大きいですし、ただ混ぜるだけでもとても力を使い、体力勝負である面があります。また火を使うので非常に暑い環境で、立ちっ放しなので非常に体力を消耗し、自身の健康面にも気を配る必要があります。

これらを決められた時間の中で作る必要があり、場合によっては昼食の後におやつなどを作ることもあります。食べ終わった後は調理器具や食器などの洗浄、掃除を行います。

アレルギー対策は個別

さらにアレルギー対策は個別に行うこととなっており、材料から調理器具、調味料などを別にしたりと非常に手間もかかります。年齢でも食べられるものが違います。離乳食と幼児食だけでも2種類、そこから個別のアレルギー対策と非常に多くの種類を作ることになり、手間がかかります。

子どもたちの笑顔や会話がやりがい。親に感謝されることも

子どもたちが美味しそうに食べたり、「これ好き!」「これ嫌い!」といった話をしてみたり、季節メニューを考えてみたり、子どもと関わる時間も多くあります。子どもがしっかりと育つための食育を支える仕事、それが保育園の調理師です。

そして毎日の個別の対応がどれだけ大変かは親が一番よくわかっています。完璧な対応で感謝されることも。子どもを、そして親を守ることにも繋がる大切な仕事です。

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