【看護師】保育士以外で保育現場で必要とされる職業とは?

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保育現場で必要とされる職種「看護師」

保育園でもバイタルチェックなど保育士よりも看護師が行うことが適している、または看護師にしかできない仕事もあります。例えば体調管理や衛生管理、手洗い、消毒など医療従事者としてできることを行います。保育士が毎日の子どものお世話などを行い、看護師が全員の健康状態をまとめて管理したり、と衛生、健康面で頼られる仕事です。

インフルエンザなどの感染病予防

最近はインフルエンザやノロウイルス、手足口病など感染病の予防が大きなニュースになることもあり、これらの予防をしっかりと行うということも看護師の大切な仕事です。

看護師が保育園にいてくれる安心感

保育園としても、子どもが多くなってくれば保育士だけの環境よりも看護師がいた方が咄嗟の対応は早くなりますし、安心感があります。

今は待機自動も多いので、「看護師がいる保育園」といった保育園のアピールポイントとしたい保育園も少ないかもしれませんが、保育園として見栄えがいいのも確かです。

給与は保育士よりも高め

高度な資格であることもありますし、医療従事者としての期待感からも給与は保育士よりも高め。30万程度の給与もあり、高待遇も期待できます。

もちろん保育の仕事も

衛生管理を行いながら、保育の仕事も行う園も多くあります。看護師の資格を持っているけど病院では働けない、保育に関する仕事がしたいと思った場合には、十分に働ける環境があります。子どもを相手にした仕事をしたい!という気持ちを満たし、充実感を得られることも大きな魅力です。

このように保育士と変わらない仕事ともいえます。保育士の資格を持っていないから働けない!なんてことは全くありません。むしろ看護師は保育現場に求められている資格です。看護師の皆さんも子どもと一緒に成長していける保育の仕事にチャレンジしてみてはどうでしょうか。

保育園には施設基準として医務室が必要

保育園には必須職員として保育士と嘱託医があります。嘱託医は毎日医務室にいるわけではありませんので、看護師さんが医務室で子ども達をみたりと利用することもあります。看護師は医療を行えるわけではありませんが、バイタルチェックや歯磨きの相談、入浴時の悩みなど、様々な精神的ケアを行ったり、ちょっとしたケガで泣いてしまった子のケアなど、子ども達にとっても大切な心のよりどころになる役目もあります。

児童養護施設で乳児入所時

児童養護施設では乳児が入所している場合には看護師の配置義務があり、1.7人につき1人を配置することが義務付けられています。

乳幼児10人以上を入所させる乳児院

看護師は最低7人の配置が義務付けられています。

  • 2歳未満の乳幼児おおむね1.7人につき1人
  • 2歳~3歳未満の幼児おおむね2人につき1人
  • 3歳以上の幼児おおむね4人につき1人

看護師は、保育士又は児童指導員をもって代えることができますが、ただし、乳幼児10人の乳児院には2人以上、乳幼児10人を超える場合は、おおむね10人増すごとに1人以上の看護師を配置。乳幼児20人以下を入所させる場合には、上述の保育士のほか、保育士を1人以上配置。

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