保険相談に乗ってくれるファイナンシャルプランナー(FP)とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

保険相談をする「ファイナンシャルプランナー」とは?

保険相談で相談に乗ってくれるのはFP(ファイナンシャルプランナー)

保険ショップには、ファイナンシャルプランナー(FP)がいて、保険相談に行くと保険についてアドバイスをしてくれます

ですがファイナンシャルプランナーは、どのような職業なのでしょう?

FP(ファイナンシャルプランナー)はどんな職業?

FP(ファイナンシャルプランナー)という職業

FP(ファイナンシャルプランナー)とは税金、保険、不動産、金融など幅広い知識を持っており、保険に限らず知識を生かして個人の資金計画の提案やアドバイスをする職業です。

(※以下ファイナンシャルプランナー=FPと略す)

保険相談でFPがする仕事

  • 資金計画や保険の提案やアドバイス
  • 契約のときの書類や手続きの代行
  • 保険金の申請

FPは提案や契約だけでなく、契約後に保険金の申請が必要になったときなどのアフターフォローもしてくれます。

保険相談でどうしてFPが必要?

「保険相談で、保険以外の知識は必要ないのでは?」と感じるかもしれません。ですが保険を選ぶときには目先のことだけではなく一生涯を通して起こりうるリスクやお金の動きを考えなければなりません。

老後や子どもが成長したとき状況やお金の動きは想像しにくいですが、保険を決めるときには将来どんな状況になっているか、どんな生活を望むかを考えながら保険を選びます。

そのためには保険だけでなく、所有している不動産、税金、相続、家族構成なども考え、個人に合わせた資金計画を立てていく必要があります

このときにFPが持っている幅広い分野の知識と、その知識を生かした提案やアドバイスが役立つというわけです。

FP(ファイナンシャルプランナー)は信用できる?

保険相談では自分の内情や財産など全てさらけ出して相談をすることになりますが、

「FPは人生を左右する保険の相談しても大丈夫な職業?」

と思う人もいるかもしれません。

FPを名乗るには資格が必要

FPとして名乗るためには試験を受けて資格を取らなければなりません。きちんと試験を受けた上でしかFPは名乗れないのでその点では信用はできます。

ただ資格には1~3級まで階級があります。3級は少し勉強すれば受かる程度で合格率も50~70%と高いのですが、3級ではまだアドバイスができるほどの知識量ではありません。

しかし残念ながら3級でもFPと名乗ることはできます。

なので「FPを名乗っているから、FP資格を持っているから、絶対自分に最適な保険を見つけてくれる。」と信頼しきるのはよくありません。

保険ショップでは、対応するFPによって偏りがないように、FPに保険ショップ側からの研修を受けさせたりなどもしています。スタッフが変わる毎に言っていることが全く違うということはありません。

(もし資金計画や保険選びは自分で納得いくまで検討したいという方はFPの勉強をしてみてもいいかもしれません。)

FPは保険以外にもさまざまな分野で活躍

企業内FPと独立系FP

FPは「企業内FP」と「独立系FP」の2種類に分けられます。

  • 企業内FP  … 企業内で仕事に知識を生かすFP
  • 独立系FP  … 個人でアドバイザーの仕事メインに行うFP

様々な業界で知識を生かす企業内FP

大多数のFPは、企業内で知識を業務に生かして働く企業内FPに当てはまります。保険ショップや保険会社で働くFPもこの企業内FPに含まれます。

FPは様々な業界の知識を持っているので、もちろん保険だけでなくさまざまな分野で需要があります金融機関、不動産、住宅メーカーなどでもFPは活躍しています。

個人や企業の資金計画の相談を受ける独立系FP

独立したFPは少数で認知度が低いので知らない人もいると思います。独立系FPは企業内で働いているわけではなく、個人で開業して仕事をしています。

企業にいない独立系FPにはなかなか会う機会はありませんが、「訪問型保険相談」で探すと独立系FPが派遣されて保険相談をすることができます。

個人で開業している独立系FPは「独立しても仕事を続けられる位の力がある」ということなので、スキルも高く他の資格もいくつか持っていたりします。保険会社に契約を取るようにプレッシャーをかけられることも少ないので客観的なアドバイスが聞きやすいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る